iPhoneで衛星経由の緊急SOSを使用する

モバイルデータ通信の圏外やWi-Fiの通信範囲外にいる場合は、がiPhoneに表示されます。衛星経由の緊急SOSなどの衛星機能はまだ利用できる可能性があります。

重要: 衛星経由の緊急SOSセッションを開始したが緊急通報サービスは必要ない場合でも、セッションを切らないでください。相手が応答するまで待ってから、助けは必要ないことを説明してください。

注記: iPhoneの衛星機能は、対応しているモデルで利用できます。衛星経由の緊急SOSセッションは、一部の国や地域では利用できません。Appleサポートの記事「衛星経由の緊急SOSの提供状況」を参照してください。

iPhoneで衛星経由の緊急SOSに接続する

通常の通信事業者のネットワークが利用できない場合でも、911や緊急通報サービスに電話をかけてみてください。
通信事業者のモバイル通信ネットワークが利用できない場合、iPhoneには、が表示され、緊急電話の発信がほかのネットワーク経由（利用可能な場合）で試行されます。
電話がつながらない場合は、「衛星経由の緊急テキスト」をタップして緊急通報サービスにテキストを送信します。
メッセージアプリに移動し、「911」または「SOS」と入力してから、「緊急通報サービス」をタップすることもできます。
「緊急通報の報告」をタップしてから、画面に表示される指示に従います。
重要: 衛星通信に接続できるように、iPhoneを普通に持ってください。腕を高く上げたり、iPhoneを高い位置に持ち上げたりする必要はありませんが、iPhoneと空の間に遮るものがないようにします。木の葉が生い茂っている場所やその他の障害物に囲まれている場所にいる場合は、衛星通信に接続できないことがあります。
接続されると、メディカルIDや緊急連絡先の詳細（これらを設定している場合）が共有されて、iPhoneでテキストチャットが開始されます。また、緊急時の質問に対するあなたの回答、あなたの位置情報（高度を含む）、iPhoneのバッテリー残量なども共有されます。さらに、緊急通報サービスに送信する情報を緊急連絡先と共有することもできます。

緊急SOSの画面。スマートフォンが接続されており、衛星の方に向け続けるように指示する図が表示されています。画面の下部には「メッセージを表示」ボタンがあります。

遠く離れた場所に移動する前にデモを試す

遠く離れた場所に出かける予定がある場合は、出発前にメディカルIDを作成し、緊急連絡先を追加して、緊急SOSのデモを試しておくことができます。

iPhoneで「設定」＞「緊急SOS」と選択します。
下にスクロールして、「デモを試す」をタップします。
注記: 緊急SOSのデモでは、緊急通報サービスへの発信は行われません。
衛星サービスは利用制限区域があるため、下記の場所で使用できない可能性があります。
・国立天文台水沢VLBI観測所の周囲およそ50km内
・JAXA臼田宇宙空間観測所の周囲およそ40km内
・国立天文台VERA石垣島観測所の周囲およそ25km内

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遠く離れた場所に移動する前にデモを試す